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C&Wアセット:日本の不動産は「底値圏」-約2500億円まで投資拡大

非上場の米大手商業不動産サービス 会社クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は、傘下の ファンドを通じて、日本の不動産を対象にした資金運用に力を入れる方 針だ。不動産価格は底値圏にあり、今後回復に向かうと見て投資を拡大 する。

不動産運用会社クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセ ット・マネジメント(東京都千代田区)の田中義幸社長は28日、ブルー ムバーグ・ニュースに対し「日本の市場は底値圏にあるとみている。回 復シナリオは変わっていない」などと指摘した。

同社のファンドの資産規模は物件入れ替えなどで昨年11月の2000億 円から今年6月末に2200億円まで拡大。年内には2500億円程度まで増や す方針としている。田中社長は「新しいファンド数本を計画している。 まず年内に1つ発表して走らせたい」と述べた。

リーマンショック以降、停滞していた日本の不動産市場は回復の兆 しを見せている。東急不動産によると、上場不動産投資信託(Jリート) 10年1-3月の38のJリートの資産総額(取得金額ベース)は7兆6884 億円と2期連続で増え、不動産向け融資にも一部緩和の動きがある。

同社の運用対象の不動産の内訳は、約40%がオフィスビル、住宅が 20%など。地域別では都内が42%で、東京都を除く関東が10%、近畿が 20%となっている。

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