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英豪リオのCEO:鉄鉱石価格の四半期改定、鉄鋼各社の意向で廃止も

世界3位の鉱山会社、英豪系リオ・ ティントは、鉄鋼各社が鉄鉱石を割安なスポット契約で購入すること を選択するようになれば、四半期ベースで価格設定する新システムは 廃止される恐れがあるとの見方を示した。

リオのトム・アルバネーゼ最高経営責任者(CEO)は27日、ケ ープタウンで開かれた「フォーチュン世界フォーラム」でインタビュ ーに応じ、「スポット価格が四半期の契約価格を下回り、鉄鋼各社が基 本的に割安なスポット価格での販売をわれわれに迫ってくれば、四半 期ベースの価格設定システムは多分終えんを迎えることになろう」と 述べた。

鉄鉱石の輸出大手、ブラジルのヴァーレやリオ、豪英系BHPビ リトンは今年、約40年間続いた鉄鉱石の年次価格システムを廃止。リ オは鉄鉱石の約50%を四半期ベースの契約で供給している。同社の昨 年の鉄鉱石売上高は126億ドル(約1兆1300億円)。アジアの顧客企 業の大半が四半期ベースで契約している。

サンフォード・C・バーンスティーンのアナリストらは14日のリ ポートで、3-5月の3カ月間の平均スポット価格に基づけば、7- 9月の価格は約30%上昇し、1トン当たり152ドルになるとの見通し を示した。

業界データ提供会社スチール・インデックスによると、鉄鉱石の スポット価格は28日、1.5%下落し1トン当たり139.70ドル。これは 7-9月の予想価格を8%下回る。

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