コンテンツにスキップする

佐鳥電株が急反発、電子部品好調で前期業績上振れ-増配

集積回路や半導体などを扱う佐鳥 電機株が一時前日比11%高の740円と急反発。4月8日(15%高) 以来、約2カ月半ぶりの日中上昇率を記録した。海外パソコンメーカ ーを中心に半導体や電子部品の需要が拡大、前期(2010年5月期) 決算が事前の会社予想を上回る見通しとなったことが好感された。

同社が28日に発表した前期決算速報によると、連結売上高は前 の期比3.5%増の1730億円、純損益が11億円の黒字となる見通し (前の期は9億3600万円の赤字)。前回予想を売上高で40億円 (2.4%)、純利益で2億円(22%)上回る。売上高の増加に加え、米 ドルに対し台湾ドルが安くなり、為替差益も発生した。

業績好調を受け、前期の年間配当を20円に増やすことを決めた。 前の期実績と前回予想は15円だったため、5円の増配となる。前期 決算の正式発表予定日は7月14日。

佐鳥電の営業最高益は2007年5月期の58億6900万円。パソコ ンメーカーの生産回復などで業績は底を打ったが、最高益達成時の連 結売上高2200億円強まで「一気に売上高が急回復するとは見ていな い」と、同社経営企画本部長の茂木正樹氏は言う。社内では、「今後 2-3年かけて営業最高益を更新しようと話し合っている」とした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE