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米金融改革法案:上院採決の日程に狂いも-民主党バード議員の死去で

米民主党のロバート・バード上院 議員(ウェストバージニア州)が死去したのを受け、上院での金融規制 改革法案の採決に遅れが出る可能性がある。

同法案は上下両院協議会が25日に一本化で合意。上院民主党はバ ード議員の票を、可決に必要な60票のうちの1票として当てにしてい た。法案に賛成していた共和党のスコット・ブラウン上院議員(マサチ ューセッツ州)も反対に回る可能性を示唆しており、予定通り7月4日 の祝日前の採決になれば、民主党は十分な賛成票を得られない恐れがあ る。

民主党のパトリック・レーヒー上院司法委員長(バーモント州) は28日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、法案の審 議はウェストバージニア州のジョー・マンチン知事がバード議員の後継 者を任命するまで先送りされる可能性があると指摘。恐らく同議員の葬 儀後になると付け加えた。

レーヒー委員長は「週内の上院採決が望まれていたが、一票が失 われた。今後どうなるか分からない。マンチン知事が後継者を任命する まで延期される可能性がある」と説明。その上で、法案が「最終的には 可決される」とみていると述べた。

上院よりも民主党議員の占める割合が大きい下院では、指導部が 早ければ29日に採決が実施されるとみている。

金融規制改革法案は、連邦準備制度理事会(FRB)内での消費 者保護機関の設置や、経営不振に陥った金融機関を解体する政府権限の 強化、店頭デリバティブ(金融派生商品)市場や取引銀行への新たな規 制導入などが柱。

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