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英BPの原油流出対策費、2400億円に増加-排出用油井の掘削進む

英BPは28日、メキシコ湾での油 井原油流出事故で、これまでに支出した対策費用が26億5000万ドル (約2400億円)に達したと発表した。同社は米国史上最大規模となっ た流出を食い止めるための排出用「リリーフ油井」2本の掘削を進め ている。

BPの発表資料によると、流出部分を封じるための2本のリリー フ油井のうち1本の深度が1万6546フィート(約5043メートル)に 達し、原油が流出しているマコンド油井の金属製ケーシング(抗井の 内枠)を探知した。リリーフ油井をより正確に設置するため2回目の 調査を行った。

原油流出のきっかけとなったリグ(石油掘削装置)「ディープウオ ーター・ホライズン」の爆発事故が発生した4月20日以降、BPの時 価総額の約53%が失われた。この事故では作業員11人が死亡した。 BPはメキシコ湾の復旧や補償費用の支払いに充てられる特別預託口 座に200億ドルを拠出することで合意している。BPのロンドン市場 の株価の28日終値は前週末比3.65ペンス(1.2%)高の308.25ペン ス。

BPの28日の発表によると、流出事故関連の損害請求件数は8万 件を超え、約4万1000件、総額1億2800万ドルが支払われた。

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