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米銀大手4行、金融規制改革で年間税負担20億ドルも-シティが試算

バンク・オブ・アメリカ(BO A)とJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス・グループ、 モルガン・スタンレーの米銀大手4行は、米金融規制改革に伴う新た な税の導入で今後5年にわたり年間20億ドル(約1800億円)規模 の負担が生じる可能性がある。シティグループが試算した。

シティのアナリスト、キース・ホロウィッツ氏は27日付のリポ ートで、各行の年間支払額についてBOAが6億9800万ドル、JP モルガンは約5億6600万ドル、ゴールドマン4億4200万ドル、モ ルガン・スタンレーは2億8900万ドルになるとの試算を示した。 1930年代以来の抜本的な金融規制改革となる同法案について、米議 会は今週にも最終的な採決を行う見通し。

法案一本化の作業を進める議員たちは先週、資産規模500億ド ル以上の銀行や同100億ドル以上のヘッジファンドから、5年間で 190億ドル徴収する案に合意した。

ホロウィッツ氏は、新税により1株当たり正規化利益はモルガ ン・スタンレーで3%、ゴールドマンが2%弱、BOAとモルガン・ スタンレーで約1%それぞれ減少すると予想。デリバティブ(金融派 生商品)や自己勘定取引などの規制強化を含む金融規制改革全体の影 響として、4行の1株利益は10-11%押し下げられる可能性がある とみている。

各行の投資判断について同氏は、BOAとゴールドマン、JPモ ルガンを「バイ」、モルガン・スタンレーは「ホールド」としている。 「規制改革の大部分について、市場はすでに織り込んでいると思う」 と同氏は指摘している。

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