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米FRB、政府機関発行MBS買い取りプログラム終了で最終調整

1兆2500億ドル(約112兆円)規 模の政府機関発行住宅ローン担保証券(MBS)買い取りプログラム の決済を進めている米連邦準備制度理事会(FRB)は、同プログラ ムがMBSの供給不足につながり未決済取引が急増していることを受 け、既存のMBS購入契約を決済の比較的容易なMBSの購入契約に 代える取引の「限定的」利用を開始すると発表した。

FRBの28日の発表資料によると、ニューヨーク連銀は、ファニ ーメイ(連邦住宅抵当金庫)発行の30年物MBS(表面利率5.5%) を購入する未決済取引を、いわゆるクーポンスワップを通じて同MB Sを売却する取引で相殺。同連銀の手元には、「決済が比較的容易」な 異なる表面利率のMBSを購入する取引が残る。

MBS買い取りプログラムにより5兆2000億ドル規模のMBS 市場で一部証券の調達が困難になり、未決済取引が過去最大に急増し 価格が高騰している。こうした状況を背景にFRBは、3月に終了し、 現在は決済のみが残る同プログラムの詰めの調整を進めている。

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