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欧州銀行ストレステスト、ソブリン債リスクも査定すべきだ-EU草案

欧州連合(EU)は、加盟国内 の銀行に対するストレステスト(健全性審査)で銀行システムへの衝 撃に対する各行の健全性を計る際に、ソブリン債のリスクも査定する べきだとみている。EU財務相理事会向けの草案で明らかになった。

ブルームバーグが入手した25日付の同草案は、7月12-13日 にブリュッセルでストレステストについて協議する同理事会向けに準 備されたもの。この草案によると、同理事会はストレステストを実施 している欧州銀行監督者委員会(CEBS)に対し、対象行を「より 多数の金融機関に」拡大することを求める見通し。

ギリシャの債務危機がイタリアやスペイン、ポルトガルなどほか のEU加盟国にも波及しているとの投資家の懸念から、こうした国の 借り入れコストが上昇。銀行が保有するソブリン債についての疑問が 高まった。国際決済銀行(BIS)によると、欧州の銀行は2009年 末時点で、ギリシャやイタリア、ポルトガル、スペインの債券を総額 2兆2900億ドル保有していた。

欧州の金融システムが衝撃に耐え得ることを証明するため、EU 各国首脳は17日の首脳会議で、ストレステストの結果を7月後半に 公表することで合意した。

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