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ブラジル格付け見通し、「ポジティブ」に上げ-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティ ングスは、ブラジルの長期外貨建て・自国通貨建て格付け見通し (アウトルック)を「ステーブル」(安定的)から「ポジティブ」(強 含み)に引き上げた。同国の「ダイナミックな成長」と「節度ある経 済政策」を理由に挙げている。

フィッチは、ブラジルの格付けを投資適格級で最も低い「BBB -」に設定している。これは、米スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)やムーディーズ・インベスターズ・サービスが同国に付与する 格付けと同等の水準だ。フィッチは2008年5月に「BB+」から1段 階引き上げたのを最後に同国の格付けを変更していない。

同社は発表文で、「アウトルックの修正は、世界的なリセッション (景気後退)に直面する中にあっても予想を上回るブラジル経済の回 復力とパフォーマンスを反映している。比較的節度ある経済政策とと もに1人当たり国民所得や財政支払い能力の改善を促すだろう」と指 摘した。

ブラジル中央銀行の調査によれば、同国経済は国内消費の拡大を 背景に今年7.13%と、1994年以後で最も高い成長率を達成すると予想 されている。金融政策担当者はインフレ抑制のため、過去最低の

8.75%だった主要政策金利を10.25%まで引き上げるなど、景気刺激 策の解除を進めている。

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