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ドイツ:6月の消費者物価、前年比0.8%上昇-予想下回る

ドイツのインフレは6月に、 予想以上に減速した。パッケージ旅行などの値下がりが石油価格上 昇の影響を打ち消した。

ドイツ連邦統計庁が28日発表した6月の同国の消費者物価指 数(速報値)は、欧州連合(EU)基準で前年同月比0.8%上昇 と、5月の同1.2%上昇から伸びが鈍化した。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト17人の予想中央値は1%上昇だ った。6月の物価は前月比では横ばいだった。

原油価格が過去1年で約10%上昇したほかユーロ安に伴う輸 入品の値上がりが、若干のインフレ加速要因となっている。一方で、 消費者の買い控えに加え、欧州債務危機で景気の先行きが不透明な ことから、企業の製品値上げは難しそうだ。

BHF銀行(フランクフルト)のエコノミスト、シュテファン・ リーケ氏は、「今後数カ月にはインフレ率が若干上昇するかもしれ ないが、インフレ圧力は現時点で見受けられない」とし、「欧州中 央銀行(ECB)が心配する理由はない」と語った。

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