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BIS:新興市場国は利上げと通貨高容認を-バブルと物価対策で

国際決済銀行(BIS)は、新興 市場国に対し、「緩和的」な金融政策がインフレ加速と資産バブルを促 す恐れがあることから、政策金利を引き上げるとともに自国通貨の上 昇を容認することが必要になる可能性があると呼び掛けた。

BISは28日発表の年次報告で、アジアや中南米の一部、トルコ でインフレが加速しているにもかかわらず、途上国は景気支援で低金 利を維持していると指摘した。

BISは報告で、債務漬けの先進国よりも高成長率の国々の資産 への投資を目指す動きから資本流入に直面している多くの新興市場国 は、自国通貨高阻止に向けた市場介入や輸出保護に走っていると分析。 中期的には資本流入が経済成長を刺激する可能性があるものの、「不安 定要因」になり得るとも言及した。

BISは「政策金利を過度に長期にわたり低水準に維持すること で、国内の景気過熱やインフレ、過剰な与信拡大、資産価格高騰のリ スクが高まる」とし、「利上げと為替相場の弾力性拡大、為替市場介入 への依存軽減に代わる効果的な手段はないだろう」との見解を示した。

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