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ミズノ株上昇、W杯で日本決勝Tへ-「本田モデル」増産中(訂正)

スポーツ用品大手のミズノの株価 が一時前日比1.7%高の410円と5月14日以来、約1カ月ぶり高値 を付けた。南アフリカで開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯) は24日、日本がデンマーク戦に勝利し、決勝トーナメント進出を決 めた。勝利の立役者となった本田圭佑選手の協力を得て開発した同社 スパイク「イグニタス」の人気拡大や、収益への好影響が期待された。

第19回W杯・南アフリカ大会で、E組の日本はデンマークを3 対1で下し、2002年日韓大会以来2度目の決勝T進出を果たした。 前半17分、フリーキックを得た日本は、本田が放った「無回転シュ ート」がゴール左のサイドネットに突き刺さり、1点を先制。本田は 後半43分には3点目を決めた岡崎慎司をアシスト、同試合のマン・ オブ・ザ・マッチに選出された。

ミズノ広報宣伝部の木村和広氏によると、「本田選手が今大会で 着用する黄色アップの人気は非常に高く、一部店頭では品薄状態とな っている」という。同社は昨年12月に「イグニタス」を発売、当初 半年で5万足、年間で7万足の販売を目標としていたが、6月10日 までに7万足を販売、なお中高生からの引き合いが強く、追加生産に 入っている。

木村氏は、24日の本田のゴールついて「今大会ではフリーキッ クから直接ゴールを挙げた例が少なく、非常にインパクトのある無回 転シュートだった」と絶賛、今後のイグニタス売り上げにも大きく貢 献すると期待している。2009年度の同社サッカー関連用品の売上高 実績は約70億円、12年度には同100億円を目指している。

みずほ投信投資顧問の岩本誠一郎シニアファンドマネジャーは、 「ミズノを含む関連銘柄は、今回のW杯による売上増が特需として業 績に貢献する」と予測。ただミズノ株については、「特需で上昇して いるので、今後は売られる対象になりやすい」とみていた。過去の例 からも、話題が出ているときが株価のピークとなり、その後は下落す る例が多いという。

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