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ギラード豪首相:資源税で妥協に前向き、総選挙控えて世論好転も

オーストラリアのギラード新首相 は前政権が提案した「資源超過利潤税」をめぐる妥協に前向きな姿勢 を示しており、年内実施の公算が大きい総選挙でアボット党首率いる 野党・自由党の党勢拡大を阻止できる可能性がある。

米ブラックロックのシドニー在勤マネジングディレクターとして 70億豪ドルの運用に携わるスティーブン・ミラー氏は電話インタビュ ーで、「情勢が変化した」と述べ、ギラード首相率いる労働党政権を「楽 観視する理由があると投資家は考えている」と指摘した。

ギラード新首相は24日の就任後すぐにラッド前首相が提案し、採 掘事業の利益に40%課税する資源超過利潤税の導入をめぐる問題の 解決に取り組む方針を表明した。世界最大の鉱山会社BHPビリトン は、ギラード氏の首相指名で「勇気づけられた」とした上で、資源超 過利潤税に反対する広告を停止すると発表した。

ギラード首相は年内に総選挙を行う考えを示しており、同国の選 挙法の下では早ければ8月7日の実施が可能だ。ニールセンが首相交 代後初めて実施した世論調査によれば、ギラード氏が最も首相にふさ わしいとの回答が自由党のアボット党首を21ポイント上回っている。

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