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中国農業銀:上海IPOの価格レンジ設定、最大1.8兆円へ

中国農業銀行は新規株式公開(I PO)の上海実施分の価格レンジを設定し、最大201億ドル(約1兆 8000億円)の規模になる可能性を明らかにした。

同行が28日に上海証券取引所に提出した資料によると、農業銀 は上海で222億株を1株当たり2.52-2.68元で公開する。先週は香 港でのIPO価格が2.88-3.48香港ドルとなることを明らかにして いた。

これまでで世界最大のIPOは2006年10月に中国工商銀行(I CBC)が実施した219億ドルだが、農業銀がIPOの規模を231 億ドルに拡大するオプションを行使すればICBCを抜く可能性は残 る。

APSアセット・マネジメントで約6億ドル相当の資産運用に携 わるレオ・カオ氏(上海在勤)は農業銀のIPOについて、「銀行株と 広範な市場にとって上げ材料となり得る」と指摘。「上場時に下げるよ りも上昇する余地があるように、価格は低めに設定したいところだろ う」と語った。

ICBCの株価は上海市場で年初来で22%下落し、中国建設銀行 の株価は20%値下がりしている。

農業銀の董事会秘書、李振江氏からコメントは得られていない。 上海市場でのIPO価格決定には中国証券監督管理委員会(証監会) の承認が必要。

農業銀には公開株数を超える需要に対応してIPOの規模を最大 15%拡大するオプションがあり、香港分は最大292億2000万株、上 海分は255億7000万株に引き上げることが可能。

発表資料によると、農業銀の人民元建てA株の2010年予想株価 収益率(PER)はIPO価格仮条件の上限で計算すると、10.27倍 となる。エバーブライト・プラメリカ・ファンド・マネジメントの上 海在勤アナリスト、リ・チン氏によると、農業銀の株価純資産倍率(P BR)は仮条件の上限で計算すると約1.6倍。これに対しICBCは

1.83倍、建設銀は1.81倍だという。

A株のIPO幹事を務めるのは中国国際金融(CICC)と中信 証券、中国銀河証券、国泰君安証券。香港分の幹事にはCICCとド イツ銀行、ゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェ ース、マッコーリー・グループ、モルガン・スタンレーなどが起用さ れた。

--Cathy Chan, Luo Jun, Bei Hu. Editors: Joost Akkermans, Philip Lagerkranser

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