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5月の米個人消費はほぼ変わらずか、所得は増加したもよう-BN調査

28日に発表される5月の米個人消 費支出(PCE)は2カ月連続でほぼ変わらずとなったもようだ。米 国民は賃金の増加分を貯蓄の立て直しに充てているとエコノミストは 指摘する。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、5月のPCEは 前月比0.1%増(58社の予想中央値)が見込まれる。4月は前月から 変わらずだった。また、個人所得は同0.5%増(54社の予想中央値) と1年ぶりの大幅な伸び率になったとみられる。

雇用の伸びや労働時間の延長、賃金の増加によって米国民の景気 回復に対する信頼感は改善しており、PCEの足踏み状態は長続きし ない可能性が高い。米連邦準備制度理事会(FRB)は先週、欧州の 債務危機や米失業率の高止まり、信用逼迫(ひっぱく)による影響を 家計が乗り切れるよう確実にするために、政策金利をゼロ近辺に維持 する方針をあらためて示した。

IHSグローバル・インサイトの米国担当チーフエコノミスト、 ナイジェル・ゴールト氏は「個人消費はまだ伸びているが、景気回復 のけん引役ではない」と指摘。「現在、消費支出は給与所得の伸びに頼 っている」状態だと語った。

商務省は午前8時半(ワシントン時間)に5月のPCEを発表す る。調査での予想レンジは前月比0.5%減-0.3%増。

FRBが物価指標として注目する食品とエネルギーを除くPCE コア価格指数は前月比0.1%上昇した(38社の予想中央値)と見込ま れている。4月も同0.1%上昇だった。

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