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G20首脳、つかの間のW杯観戦で自国チーム応援-会議途中や合間に

週末にカナダに集まった20カ国・ 地域(G20)の首脳は、赤字削減に向けた対応の違いをめぐりさまざ まな議論を戦わせたが、少なくとも一点についてはその重要性で広く 意見が一致していた。サッカーワールドカップ(W杯)だ。

オバマ米大統領、キャメロン英首相、メルケル独首相などG20 首脳は、通貨や世界経済の回復持続といった差し迫った問題をめぐる 会議の合間や途中に数分間のテレビ観戦を楽しみ、世界中のファンと 同じく自国チームを応援した。

メルケル、キャメロン両首相は、経済成長と国際金融機関に関す る午前中の会議を抜け出し、準々決勝進出を懸けたドイツ対イングラ ンド戦を観戦した。

試合はドイツがイングランドに4-1で勝利。メルケル首相は「素 晴らしい試合だった。素晴らしい勝利だった」と語った。

同首相は、会議場には「非常に好ましいスポーツマンシップの雰 囲気」が満ちあふれていたと説明し、キャメロン首相からの「自然な 祝福を受けた」と語った。

会議場に残る

自国チームが既に敗退していたオバマ大統領とサルコジ仏大統領、 ベルルスコーニ伊首相らは会議場に残った。メルケル首相は「試合後 半に退席することを許してもらえれば幸いだ」と語ったが、菅直人首 相には気にならなかっただろう。外務省の児玉和夫報道官によると、 菅首相は26日の主要8カ国(G8)首脳会議の際にメルケル首相に、 日本とドイツのW杯決勝戦を望んでいると話していた。

菅首相は26日夜、記者団に「日本代表チームに非常に満足」し ており、29日のパラグアイ戦を楽しみにしていると語った。

米外交問題評議会のシニアフェロー、チャールズ・カプチャン氏 はW杯について「世界有数のスポーツイベントを楽しむという共通の テーマで首脳らを一つにまとめた」と指摘。その上で「外交や財政の 問題をめぐる合意の方がずっと難しいのは残念なことだ」と語った。

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