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ECBの債券購入、先週は40億ユーロ-購入開始来の最低と同水準

欧州中央銀行(ECB)は先週、 40億ユーロ(約4400億円)相当の債券を購入した。5月10日に 債券購入プログラムを開始して以来の最低に並ぶ水準だった。

ECBは、ターム物預金の入札を29日に実施し25日までに決 済された債券購入により創出された流動性550億ユーロを吸収する と発表した。債券購入開始から7週目となる先週の購入額が、前週 と同額だったことが示された。

流通市場での債券購入という前例のない先月のECB決定に関 しては、政策委員会メンバー22人のすべてが支持したわけではなか った。ウェーバー独連銀総裁やシュタルク理事は同決定を公然と批 判した。ECBは欧州の財政危機に揺れる債券市場の正常化が同プ ログラムの目的だと説明しているが、各国政府の要請を聞き入れ放 漫財政の国に資金を提供しているとの批判は免れない。

シュタルク理事は、ECBの購入プログラムは「一時的な性質」 のものだとし、米連邦準備制度理事会(FRB)やイングランド銀 行など他の中銀の措置ほど大規模にもならないと述べている。

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