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ドイツ銀従業員が勝訴-CDSインサイダー取引めぐるSEC初の訴訟

クレジット・デフォルト・スワップ (CDS)のインサイダー取引をめぐり米証券取引委員会(SEC)が 初めて起こしていた訴訟で、ドイツ銀行の営業担当者がヘッジファンド の運用責任者に起債関連の情報を提供した行為に違法性はなかったとの 判決が下された。

ニューヨーク・マンハッタン連邦地裁のジョン・G・ケルトゥル判 事は25日、ドイツ銀の営業担当ジョン・ポール・ロレック氏と、ミレニ アム・パートナーズの元ポートフォリオマネジャー、レナト・ネグリン 氏について、インサイダー取引を禁じる法律に違反した証拠はないと判 断を示した。SECが証拠として提示していた、両氏が電話で交換した 情報の内容に機密性はなかったと結論づけた。

SECの訴状によると、ロレック氏(39)は、ネグリン氏(47)が オランダのメディア会社VNUグループによる債務再編の発表を材料に CDSを購入し利益を得られるようにするため、違法に情報を提供。同 氏は120万ドルの利益を上げた。

一方、ケルトゥル判事はスワップは私的な契約であるためSECに 管轄権限はないとしていた原告側の主張は退けた。

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