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国の債務超過額は317兆円、資産大きく上回る-08年度「財務書類」

財務省は25日、民間の企業会計の 手法を活用し、国全体の資産や負債を示した2008年度の「国の財務書 類」を発表した。それによると、国の一般会計と特別会計を合わせた 資産額は約317.4兆円の債務超過となり、前年度比で34.7兆円も悪化 していることが分かった。

財源不足の拡大や為替相場が円高で推移したことから、資産額は 約664.8兆円と前年度比で約30.3兆円減少した一方で、負債額は約

982.2兆円と同約4.4兆円増加。資産と負債を差し引きした債務超過 額は前年度に比べて大幅に拡大した。

資産の主な内訳は、売却不可能な道路や橋などの有形固定資産約

182.7兆円、有価証券約99.3兆円、財政投融資資金による地方公共団 体などへの貸付金約163兆円など。一方、負債は国債約681.3兆円と 前年度比で約5.6兆円増加。このほか、公的年金預かり金約136.3兆 円、預託金14.7兆円などがある。

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