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野村:リーマン買収主導の柴田副社長は2.5億円-氏家会長も1億円超

野村ホールディングスでは取締役3 人の報酬(現金やストックオプションの総額)が1億円以上だった。渡 部賢一社長が2億9900万円、氏家純一会長が1億9400万円だったほか、 リーマン・ブラザーズの事業買収を主導した柴田拓美副社長は2億5200 万円と、業績回復に合わせて役員報酬も増加した。

25日に都内のホテルで開催した定時株主総会で渡部社長が明らか にした。野村はリーマン継承に伴う人件費負担などで一昨年度は7082 億円と過去最大の赤字を記録したが、前期は678億円の黒字に転換した。 今回の株主総会の招集通知によると、執行役1人当たりの平均報酬額は 1年前から3倍超へと大幅に増えた。

野村HD株3000株を保有する元金融業の西尾直治氏(75)は「株 価と配当からすると3人はもらいすぎ」、元鉄道会社の木村力氏(67) も「グローバル展開はいいが、増資のタイミングが悪い」と高額報酬を 批判した。一方、田中政利氏(75)は「日本に固執せず、収益増加へ海 外業務を拡大してほしい。そうすれば株を買い増したい」と述べた。

野村HDの前年度1年間の株価は35%上昇した。しかし、2009年 3月以降、株式価値の希薄化を伴う公募増資を2回実施している。

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