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あさひ株1年ぶり安値、業績好調も外国人売り見方-中国展開読めず

自転車専門店をチェーン展開する あさひ株が一時、前日比2.4%安の1273円と反落。2009年6月19日 以来、約1年ぶりの安値を付けた。好業績銘柄としてアナリストらの 評価は高いが、現状では国内依存型の収益モデルのため、グローバ ル・グロース株とは見られず、外国人投資家などの売り対象になって いるとの見方が出ている。

あさひ株は、09年3月の800円近辺から同年8月の1810円まで 上昇基調を継続、海外機関投資家の保有比率も高まった。会社側の公 表データによると、10年2月20日現在の外国法人等の保有比率は 4%。有価証券報告書によると、ちょうど1年前は2.3%だった。

コスモ証券投資調査部の大西等シニアアナリストは、「グロース 銘柄とみられ外国人投資家の間でも人気化していたが、09年前半の 上昇相場時に買われ過ぎた側面がある」と指摘。このところの外国人 投資家の日本株売りもあり、「内需株のあさひは売りの対象となって いるのではないか」と話した。

大西氏によると、あさひ株の次の上昇のきっかけは中国での事業 展開が具体的に見えてくることだといい、「現時点では中国事業の先 行きが読みにくい」としている。

あさひは今年3月、中国・北京市に現地法人「愛三希」を設立。 5月に北京市朝阳区に第1号店を出店した。現在は知名度向上を目指 した実験店との位置付けだが、「お客様がお客様を呼ぶ状況になって きた」と同社取締役管理本部長の古賀俊勝氏は手ごたえを感じている。

中国の最需要期は8月。何度も来店しては同社の販売する自転車 を吟味する顧客も多く、「特に人気が高いのは子供車や折りたたみ車」 と古賀氏は話している。

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