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英銀は資産の評価損拡大による影響、引き続き「受けやすい」-英中銀

イングランド銀行(英中央銀行) は投資家のリスク志向が低下する可能性があるとして、英国の銀行は 引き続き保有資産の評価損拡大による「影響を受けやすい」との見方 を示した。

イングランド銀が25日公表した半期金融安定化報告によれば、 2009年末時点で英銀の総資産に占めるデリバティブ(金融派生商品) を含む金融商品の割合は40%。全世界では、資産の時価評価に伴う損 失が6月に7兆8000億ドル(約700兆円)と、3月の4兆5000億 ドルから増えたという。

報告書でイングランド銀は「ソブリンリスク懸念が高まるかリス ク志向が引き続き後退した場合、資産価格は一段と下落する可能性が ある」と予想。「これは英国含めた世界の銀行など、資産の保有者の支 払い能力に重大な影響を及ぼすだろう」と指摘した。

ただ英銀各行は昨年、信用市場関連の資産を計2070億ポンド(約 27兆7000億円)と、21%削減してリスクを軽減したともイングラン ド銀は説明。英銀大手4行のこうした金融商品の評価損は昨年90億 ポンドと、08年の200億ポンドから縮小したという。

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