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半導体関連大幅安、受注ピークアウト警戒-格下げ相次ぐ

半導体製造装置世界3位の東京エ レクトロンなど、半導体関連株が大幅安。米国で企業業績に対する不 透明感が高まる中、半導体製造装置受注のピークアウトや2011年の 半導体需給悪化などを理由に、アナリストから投資判断の格下げが相 次ぎ、業績警戒感が広がった。

東エレクは前日比4.3%安の5290円まで売られ、大日本スクリ ーン製造は5.7%安の446円、エルピーダメモリは4.8%安の1457円、 ディスコは3.9%安の5960円まで下げている。スクリンやエルピー ダは東証1部値下がり率上位に入る。

クレディ・スイス証券では、東エレクの投資判断を24日付で 「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げた。前川英之 アナリストはリポートで、「今回の受注サイクルは7-9月期にピー クを迎える。今後の株価上昇の材料は少ない」と指摘した。

みずほ証券でも、大森栄作アナリストが24日付でDRAM需給 について、10年の「供給不足」から11年は「供給過剰」に反転する と予想。東エレクとスクリン、エルピーダ、ディスコの判断をそろっ て引き下げた。このうち、利益予想を大幅に減額したエルピーダにつ いては「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」へ判断を2 段階引き下げている。

一方、24日の米国では、スポーツ用品のナイキなどが前日夕発 表した決算や業績見通しが市場予想を下回った。このうち、11年度 の会社側の売上高見通しがアナリスト予想を下回ったパソコンメーカ ー3位のデルは、6.4%安の12.93ドル。米半導体関連株の指標であ るフィラデルフィア半導体指数(SOX)は2.9%安と今月7日以来 の下落率だった。

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