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米オラクル3-5月:予想上回る利益-販売回復、サン貢献

世界2位のソフトウエア会社、米 オラクルの2010年3-5月(第4四半期)の利益はアナリスト予想 を上回った。リセッション(景気後退)の影響を抜け出して販売が回 復し、サポート契約の更新も増えた。

同社が24日発表した資料によれば、買収やその他の費用を除い た利益は1株当たり60セント。ブルームバーグがまとめたアナリス ト予想平均(54セント)を上回った。

オラクルのラリー・エリソン最高経営責任者(CEO)は、05 年1月以降、総額約420億ドル(約3兆7600億円)を投じ67社を 買収。その中には73億ドルをかけて今年傘下に収めた米サーバーメ ーカーのサン・マイクロシステムズも含まれる。オラクルは今や、従 来のデータベースソフトメーカーを超えた存在になっている。

ルーミス・セイレスのアナリスト、トニー・アーシロ氏は「景気 はかなり回復しつつあり、オラクルはほぼ毎四半期、実施した買収か らの相乗効果が増している」と述べた。同社はオラクルの株式を約700 万株保有している。

第4四半期の純利益は、前年同期比25%増の23億6000万ドル。 1株利益は46セントだった。前年同期は、純利益18億9000万ドル、 1株利益が38セント。

第1四半期の見通し

オラクルのサフラ・カッツ社長は電話会議で、10年6-8月(第 1四半期)の一部費用を除く利益は1株当たり35-37セントになる との見通しを示した。アナリスト予想は36セント。また売上高は前 年同期比44-48%増加する公算だと述べた。計算では約72億9000 万-74億9000万ドルとなる見込みで、アナリスト予想の75億5000 万ドルには届かない。

同社長は発表文で、第4四半期の一部項目を除く利益のうち4億 ドル余りをサンが稼ぎ出したと説明。11年5月通期の利益で「サンの 貢献を15億ドルとした計画について、達成もしくはそれを上回ると の自信を深めた」と指摘した。

ゴールドマン・サックス・グループのアナリスト、サラ・フライ ヤー氏はインタビューで、「サンは今や黒字で、オラクルのやや驚異的 とも言える営業利益率に貢献している」と述べた。オラクルの営業利 益率は一部項目を除いたベースで46%と、同氏の予想40.1%を上回 った。

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