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ブラジル株:3週間ぶり大幅下落-国内失業率の上昇と欧州懸念再燃で

24日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が3週間ぶりの大幅下落となった。5月の国内失 業率が予想に反して上昇したことに加え、欧州債務危機が悪化してい るとの懸念が再燃した。

ロッシ・レジデンシアルを中心に住宅建設株が売られ、BM&F ボベスパ住宅株指数は4日ぶり下落。ディスカウント小売りのロジャ ス・アメリカナスや国内小売り最大手のブラジレイラ・ジ・ディスト リブイサン・グルーポ・パン・ジ・アスーカルも値下がりした。ブラ ジル石油公社(ペトロブラス)は6営業日続落。増資計画の延期が引 き続き株価の重しになるとみられた。

ボベスパ指数は前日比1.9%安の63936.70。下落率は今月4日 以来最大となった。同指数構成銘柄のうち値下がりは55銘柄、値上 がりは10銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は4営業日ぶりに下落 し、同1.6%安の1151.17。通貨レアルは0.1%高の1ドル=1.7848 レアル。

アルマダ・キャピタル(メキシコ市)のヘッジファンド運用担当 者、エリック・コンラッズ氏は、「相場はこのところ上昇していたが、 調整に入っている」と指摘。「第2四半期の決算シーズンを控え、ユー ロ圏の問題の影響波及や中国経済の減速を懸念すべきかどうかを見極 めるため、投資家は様子見姿勢だ」と述べた。

ギリシャ国債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(C DS)のスプレッドは24日、過去最高に上昇し、欧州のソブリン債 危機で世界の景気回復が腰折れするとの懸念が再燃した。一方、この 日発表されたブラジルの5月の失業率は7.5%と、前月の7.3%から 悪化した。

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