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外国人は7週ぶり日本株買い越し、個人9週ぶり売り-6月3週需給

東京証券取引所によると、外国人 投資家は6月第3週(14-18日)に、7週ぶりに日本株を買い越し た。一方、個人投資家は9週ぶりに売り越した。

東証が24日に発表した6月3週の投資部門別売買動向によると、 東京、大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、外国人の買越額は744 億円となった。前の週は8562億円と過去3番目の売越額だった。

いちよし証券投資情報部の高橋正信チーフストラテジストは、海 外勢の動向について、「為替のユーロ安がひとまず止まったことをき っかけに、日本株の買い戻しが優勢となった」と指摘した。ただ、外 国人の買い金額が2兆8432億円と前週から17%減っているところを 見ると、「積極的には買っておらず、リスク回避姿勢を続けた様子が うかがえる」と言う。

一方、売買代金シェア23%と、外国人(62%)に次ぐ2位の個 人は919億円売り越した。「個人は4月以降の相場下落過程で買い下 がってきただけに、当面は上昇局面で利益確定や戻り待ちの売りが出 やすい」と、高橋氏。このほか、売り越し主体が投資信託(168億 円)、生保・損保(89億円)、都銀・地銀等(25億円)など。買い越 しは信託銀行(172億円)事業法人(145億円)、その他法人等(174 億円)など。

6月3週の日経平均株価は、週間で3%高の9995円で終了。16 日には今年初の5連騰となり、約1カ月ぶりに1万円の大台を回復し た。スペインの国債入札が無難に通過したことなどで欧州財政問題へ の不安が後退し、円高・ユーロ安が一服。日本株への買い戻しにつな がった。

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