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マンハッタンの超高級集合住宅に押し目買いなし-希少性で需要持続

ロンドンに本拠を置く格付け会社 ノタリアのステファヌ・メルル氏は、ニューヨークのセントラルパー クを見渡せる寝室4部屋とテラスを備えた夢のマイホーム購入には 5000万ドル(約4億5000万円)は必要だということを3日間で思い 知らされた。

メルル氏は今週、2000万ドル以上投じる考えでマイホーム探し を開始したが、自身の基準を満たしたマンハッタンの物件を5件見た だけで予算を引き上げた。同氏は電話インタビューにフランス語で応 じ、「ここに来たときには、価格はもっと魅力ある水準だと考えていた が、実際にはそうではなかった」と語った。インタビューは不動産ブ ローカーが英語に通訳した。

1000万ドル以上で販売されるマンハッタンの超高級集合住宅は、 今年1-3月(第1四半期)に他の価格帯に比べて好調な値動きだっ た。ニューヨークの不動産鑑定会社ミラー・サミュエルの分析データ によると超高級物件価格の中央値は6.4%上昇したのに対し、全体で は11%下落した。

ニューヨークの不動産ブローカー、ブラウン・ハリス・スティー ブンスやハルステッド・プロパティーなどを傘下に置くテラ・ホール ディングスのチーフエコノミスト、グレゴリー・ハイム氏は「なかな か市場に出てこないこうした物件には常に需要があるだろう」と述べ、 「パークアベニューやフィフスアベニューの物件は希少性があるため、 魅力が高い」と分析した。

ミラーのデータによると、2009年に販売された1000万ドル以上 の超高級物件は77件で、販売価格の中央値は1280万ドル。10年は これまでのところ28件が販売されており価格の中央値は1320万ド ル。02年以降では、07年と08年を除いて1250万-1360万ドルの 間でかなり安定した値動きだという。

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