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米政府保証のMBS価格は過去最高水準-ローン借り換え低調な見通し

米政府保証付きの住宅ローン担保 証券(MBS)価格は、住宅ローン借り換えが加速しないとの観測や、 MBSの供給が引き続き限定的であることを背景に、過去最高水準で 取引されている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)の指数によると、政府支援機 関(GSE)であるファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマ ック(連邦住宅貸付抵当公社)、ジニーメイ(連邦政府抵当金庫)が保 証するMBS5兆2000億ドル(約467兆円)の平均価格は23日、 額面1ドル当たり106.3セントに上昇。連邦準備制度理事会(FRB) が総額1兆2500億ドルのMBS買い取りプログラムを終了した3月 31日の104.2セントを上回っている。

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) のMBS担当責任者スコット・サイモン氏は「正常な状況ではない」 と指摘した。

5月の中古住宅販売件数は予想に反して減少し、新築住宅販売も 過去最低水準に落ち込んだ。これは、金利が低下しても融資を受けら れる借り手の能力が限定的であることを浮き彫りにするものだ。債券 市場は、投資家がMBSの裏付けとなる住宅ローンの前倒し返済を懸 念しておらず、低利回りの新発債への再投資を迫られていることを示 している。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)の住宅ローン申請指数は昨年1 月に記録した2010年のピークから57%近く下げた。MBAの22日 の発表によると、通常の30年物住宅ローン金利平均は先週4.75%と、 前月の5.3%から低下した。

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