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【テクニカル分析】原油、100日移動平均破っても「誤信号」の可能性

ソシエテ・ジェネラルは、原油相 場がテクニカルチャート上の最初の上値抵抗線で100日移動平均線でも ある1バレル=78ドルを破っても、相場の上昇力に対する「誤信号」 の可能性があるとの見方を示した。

ニューヨークの原油相場は15日に200日移動平均線を破り、上昇 が維持されるとの予想が強まった。ソシエテ・ジェネラルの商品担当テ クニカルアナリスト、ステファニー・アイムス氏(ロンドン在勤)は、 100日移動平均線を今後数日中に破っても、この動きは過去に買い手を 裏切ったことがあると指摘した。

アイムス氏は電子メールで、「100日移動平均線は今年2月と昨年 12月にも破ったが、誤った信号を送った。横ばいか下落するかもしれ ない。強気でないことは確かだ」と述べた。

原油相場は21日、中国の燃料需要が増加するとの期待感から6週 間ぶりの高値78.92ドルを付けた。同日に一時、100日移動平均線を 上回ったが、終値では下回った。同様の動きは今年2月初めと昨年12 月中旬にもあったが、上昇相場は持続しなかった。

アイムス氏によると、2009年5月までさかのぼる上昇トレンドチ ャンネルの底に上値抵抗線がある。原油相場は今年5月、上昇トレンド チャンネルから逸脱し、64.24ドルまで下落した。相対力指数(RSI、 14日ベース)が70近辺にあり、急激に上げ過ぎたことが示唆されてい るという。

アイムス氏は、「80.10ドル近辺でチャンネルに近づきつつあり、 RSIは上値抵抗線に近い」と述べた。

アイムス氏は23日の別の顧客向け文書で、下値は75.40-75.60 ドルで「値固め」する可能性があり、その次は74.30-74.70ドル、 73-73.70ドルとの見通しを示した。

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