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米沖合石油開発:保険補償が縮小へ-原油流出事故でリスク回避の動き

英BPがメキシコ湾でリースして いたリグ(石油掘削装置)での爆発事故の影響で、沖合掘削の保険補償 額が縮小されるとみられ、石油各社は自社保険を適用するか深海掘削事 業からの撤退を迫られそうだ。爆発事故は米国史上最悪の原油流出につ ながった。

世界最大の再保険会社、ドイツのミュンヘン再保険のシニア・エグ ゼクティブマネジャー、ディーター・バーグ氏は11日、ブルームバー グの質問に電子メールで回答を寄せ、BPの原油流出事故について「市 場を変える出来事」と指摘。「保険の買い手も売り手も沖合エネルギー 開発のリスクについて再評価することになるだろう」との見方を示し た。

エネルギーコンサルタント会社PFCエナジーの15日の顧客向け 文書によると、米議会ではメキシコ湾での石油掘削の負債コストを100 億ドル(約9000億円)に引き上げる案が提示されており、この法案が 可決されれば自社保険の適用が可能な企業はBPや米エクソンモービ ル、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルの3社のみになる見込み。

ロイド・アンド・パートナーズのジョン・ロイド最高経営責任者 (CEO)は5月11日、米上院に提出した書面による証言で、保険補 償額は最大30%縮小される可能性があると指摘した。

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