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マクロファンドが人気、資金流入ペースは昨年の倍-バークレイヘッジ

マクロ経済の見通しに基づいて 運用するヘッジファンドが、ギリシャのソブリン債危機や中国の人 民元の弾力性強化などの動きを通して利益を狙う中、昨年のほぼ倍 のペースで資金を集めている。

米調査会社バークレイヘッジによると、「マクロファンド」と呼 ばれるこうしたファンドには、今年1-4月に25億ドル(約2250 億円)の資金が流入した。昨年の流入額は年間で40億ドルだった。 米ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のデータによれば、この種 のファンドの運用成績は5月にマイナス1.2%となったものの、過 去3年間の平均リターンは債券ファンドに次いで高い。

バンク・シーズ傘下の3Aで最高投資責任者(CIO)を務め るホセ・ガレアーノ氏は「足元の世界の市場は不確実性が高いため、 短期売買のファンドを追加している」と語った。バンク・シーズは 顧客資金22億ドルをヘッジファンドに投資している。

バークレイヘッジによれば、ヘッジファンド全体では1-4月 に237億ドルが流入し、総資産は1兆6500億ドルと1年半ぶりの高 水準となった。主要カテゴリーの中で今年最も人気の高いヘッジフ ァンドは、企業の合併・買収(M&A)など企業イベントに着目し て利益を狙う「イベントドリブン」や、株価上昇に資金の大半を賭 ける「株式ロング・バイアス」だという。

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