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リーマン・ヨーロッパ:英裁判所の判断仰ぐ-スワップ契約支払いで

2008年9月に経営破たんした米 リーマン・ブラザーズ・ホールディングス傘下のリーマン・ブラザー ズ・インターナショナル・ヨーロッパ(LBIE)は、同社とのスワ ップ契約を解消していない取引相手に支払い義務があるかどうかをめ ぐる判断をロンドンの裁判所に求めた。

スワップ契約では、一方の当事者がデフォルト(債務不履行)し た場合、他方は支払いを続ける義務がない。LBIEの英管財人を務 めるプライスウォーターハウスクーパース(PwC)のウェブサイト に23日掲載された裁判所提出資料によると、LBIEは08年9月時 点で約2000件のスワップ契約を抱えていた。うち少なくとも1693 件が解消されている。LBIEの弁護士デービッド・スワンソン氏が 同資料で説明している。

PwCは同日の発表文で「一部の取引相手が国際スワップデリバ ティブ協会(ISDA)マスター契約書に基づき、長期間または無期 限で取引を手じまいしないようにしているのではないかと管財人は憂 慮している」と指摘した。

スワンソン氏は、少なくとも4者がこの契約書をよりどころにL BIEに対する「支払い義務を回避」していると指摘した。

管財人は裁判所向け資料で、こうした措置は債権者に分配できる とみられる「資産をLBIEから奪っている」と主張している。

原題:Lehman Europe Asks Court to Force Swap

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