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中国金利見通しでモルガンSとHSBCの見解分かれる-元弾力化受け

人民元上昇による年内利上げの必 要性の有無をめぐり、香港で145年前に創業した英銀HSBCホール ディングスと、中国に進出した外資系投資銀行第1号の米モルガン・ スタンレーの見解が分かれている。

中国が元レートの弾力性を高める方針を表明したことから、元は 今週、過去5年で最大の上昇を演じた。モルガン・スタンレーのエコ ノミスト、王慶氏(香港在勤)は今回の政策変更で輸入物価が抑制さ れると指摘するが、HSBCのスン・ジュンウェイ氏は元が上昇して も、消費者物価指数が8月までに4%を超えないようにするには力不 足だろうと予想している。

両氏の意見の隔たりは、世界3位の経済規模を持つ中国が不動産 バブルと消費者物価の悪循環を阻止しながら、景気回復の維持と内需 刺激に向けた進路を描くことの難しさを浮き彫りにしている。引き締 め政策による成長鈍化懸念を受けて中国株は既に、四半期ベースとし ては2008年の危機以来最大の下げに向かっている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの香港在勤エコ ノミスト、陸挺氏は「非常に多くの要因が存在するため、当局は主要 な政策決定を前に状況を見守る可能性がある」と述べた。

ブルームバーグ・ニュースが今週実施したエコノミスト調査では、 中国人民銀行(中央銀行)が政策金利としている現行5.31%の1年 物貸し出し金利を年末までに引き上げると予想したのは、回答者14 人中8人だった。6人は金利据え置きを予想した。

--Li Yanping, Sophie Leung, Jay Wang, Paul Panckhurst. Editors: Chris Anstey, Stephanie Phang

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo  +81-3-3201-7499

kshugo@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Li Yanping in Beijing at +86-10-6649-7568 or yli16@bloomberg.net Sophie Leung in Hong Kong at +852-2977-6126 or sleung59@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +81-3-3201-7553 or canstey@bloomberg.net

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