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米アナダーコ株主が損賠訴訟-原油流出事故で安全性を虚偽報告と主張

原油流出事故が発生したメキシコ 湾での原油開発プロジェクトの25%権益を保有する米石油・ガス会社 アナダーコ・ペトロリアムの株主らは23日、油田掘削事業の安全性に ついて同社が虚偽報告をしたとして同社を相手取り、損害賠償などを 求める訴訟をニューヨークの米連邦地裁に起こした。

株主らはアナダーコの株主数十万人が関与する集団訴訟とするよ う同裁判所に求めている。訴状によると、アナダーコはBPとの合弁 事業「ディープウォーター・ホライゾン」の安全性をめぐり株主らを 欺き、その結果、油井からの原油流出を食い止められないとの報道で 株価が1日に約20%、さらに9日にもさらに20%下落したとして、株 主に損害をもたらしたと主張している。

原告は「今回の惨事を受けて、会社側は事実上虚偽かつ誤解を招 く報告を発表し続け、約1億7750万ドル(約160億円)の賠償責任し か発生しないかのように発表していた」と訴えている。集団訴訟の対 象は2009年6月12日から10年6月9日までの同社株主数十万人とし ている。

アナダーコの広報担当ジョン・クリスチャンセン氏は電子メール で、同社は今回の集団訴訟について「訴えには根拠がない」と判断し ていると述べた。

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