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英BP:メキシコ湾油井の覆いを除去、回収作業に支障-アレン司令官

英BPは、原油が流出しているメ キシコ湾海底で遠隔作業機(ROV)が、油井の覆いに衝突したため、 この覆いを取り外したことを、米沿岸警備隊のアレン司令官が明らかに した。この覆いを通して油井からの流出原油を海上の船舶2隻のうちの 1隻に送って回収している。

米政府の事故対策本部長を務めるアレン氏は23日、ワシントンで の記者会見で、ROVが誤って覆いの排出口をふさぎ、原油を海上の掘 削船に送るシステムに支障が出たと述べた。掘削船での原油の回収と燃 焼は続いているため、原油は「全く手のつけられない状態」で流出して いるわけではないとしている。

アレン氏によると、ふさがれた排出口は、ガス水和物が覆いから噴 出するのを防ぐため、システムを熱するのに利用されるラインにガスを 封じ込める役割を果たす。BPが23日発表した文書によると、作業員 らはニューヨーク時間午前9時45分(日本時間同日午後10時45分) ごろ掘削船上のバルブから液体が噴出しているのに気付いた。

アレン氏は「覆いの中に水和物がなければ再設置し本日中にも作業 を再開する予定。水和物があれば、パイプを再び通す必要があり、かな りの時間がかかるだろう」との見方を示した。作業面や安全上の問題で 油井からの原油回収が中断したのはこの8日間で3回目となる。

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