コンテンツにスキップする

オバマ政権に米議員が圧力-人民元問題で相殺関税を要請

中国が人民元相場をドルに事実上 固定する措置を廃止する方針を示したことについて、米議員は「わず かな進歩」にすぎないと主張しており、中国の為替政策を補助金と見 なすようオバマ政権に圧力を掛けている。

民主・共和両党の議員は、人民元安で中国の製造業者が得る利益 を相殺するため、企業が輸入関税を要求できるようにする法案の成立 を推進すると表明した。また、商務省による相殺関税の実施に法案は 不要だとして、ロック商務長官に即時実施を求めた。

法案を提唱しているチャールズ・シューマー上院議員(民主、ニ ューヨーク州)は23日、上院財政委員会の公聴会でロック長官に対 し、「米政府は十分な措置を講じておらず、それは財務省と商務省の両 方について言える」と指摘。その上で、中国の為替政策は同国に「貿 易上の不公正な利点」を与えているが、「商務省は現行法に基づく権限 行使を拒んでいる」と批判した。

これに対しロック長官は、人民元が過小評価されているとのオバ マ政権の見解をあらためて示すとともに、米メーカーによる光沢紙や アルミニウム管の相殺関税の申し立てを検討していると説明した。

シューマー議員は、中国の措置もオバマ政権の対応も議員の怒り を鎮めるには不十分だとして、上院で法案が近く採決されると指摘し た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE