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ギリシャ国債の保証コスト、過去最高更新-景気回復鈍化懸念

ギリシャ国債を保証するクレジッ ト・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドは24日、過去最高 を更新した。景気回復ペースの鈍化が同国の債務問題を一段と深刻化 させるとの懸念が強まった。

CMAデータビジョンによると、ギリシャ国債のCDSスプレッ ドは145ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1077bp となった。ポルトガル国債のCDSスプレッドは16bp上昇の336.5 bpと2週間ぶり高水準。スペイン国債は4bp上げ269bpとなっ た。

前日の経済統計で6月のユーロ圏のサービス業と製造業の活動拡 大ペース鈍化が示されたことに加え、この日発表された4月のユーロ 圏鉱工業新規受注の伸びが予想以下にとどまったことが、リスク意識 の拡大につながった。

イートン・バンスの「グローバル・マクロ・アブソリュート・リ ターン・ファンド」のポートフォリオマネジャー、エリック・スタイ ン氏は「ある種の債務再編は避けられない可能性が大きい」と指摘し、 「現在の形のまま債務を返済するのは、長期的には極めて困難だ」と 説明した。

ギリシャ10年債のドイツ国債に対するスプレッド(上乗せ利回り) は10bp拡大し782bpと、先月7日以降で最大となった。

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