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米フィリップ・モリス:日本で値上げへ、10年通期は増益見込む

上場するたばこ会社で最大手 の米フィリップ・モリス・インターナショナルは、2010年通期の 1株当たり利益が最大で17%増加するとの見通しを示した。市場環 境の改善や値上げで、ユーロ下落の影響が相殺されるとしている。

ルイス・カミレリ最高経営責任者(CEO)は23日、投資家 向け会議で、1株利益が3.70-3.80ドルになるとの予想を示した。 これは4月時点での会社予想を5セント下回る。同社はドル高が1 株当たり20セントの押し下げ要因になると説明した。フィリッ プ・モリス・インターナショナルの決算はドル換算で、米国での売 り上げはゼロとなっている。

カミレリCEOは、市場環境の改善と値上げにより、1株利益 が8セント押し上げられると指摘。またヘルマン・ワルデマー最高 経営責任者(CFO)は、日本市場での値上げを見合わせてきたが、 「先例のない」1箱当たり70円のたばこ税増税の影響を相殺する ため、値上げを予定していることを明らかにした。国内で65%のシ ェアを握るJTは4月30日、増税が導入される10月から値上げを 実施する計画を示している。

ワルデマーCFOはウェブ配信された会議で、「日本の増税で 見込まれる収益性への影響について、われわれは現在より楽観的に なっている」と語った。

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