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パナソニック:15年の燃料電池販売計画は6万-10万台(Update1)

パナソニックは2015年に家庭用 燃料電池(エネファーム)を6万-10万台販売する計画だ。09年に比 べ27倍以上の拡大を狙う。一層のコスト低減を図って価格を引き下げ、 戸建てだけでなくマンションなど集合住宅に対応した商品開発も進め、 本格的な普及を目指す。

同社燃料電池プロジェクトの清水俊克リーダーが23日の海外メデ ィア向けセミナーで明らかにした。同氏は、15年には補助金がなくて も買えるような価格設定にし、「経済合理性を感じてもらえる100万 円以下にしたい」という。10年の販売目標は3000-5000台で、価格 は約300万円。国からの補助金130万円を差し引くと実質170万円ほ どになる。15年には欧州での展開も視野に入っているという。

家庭用燃料電池は都市ガスを燃料として供給し、発電・給湯する システム。一般的な家庭で年間5万-6万円ほど電気代が安くなると いう。パナソニックは昨年5月から一般販売を開始し、昨年の販売実 績は2200台だった。現在は東京ガス、東邦ガス、西部ガス、静岡ガス、 京葉ガスの5社と提携し、家庭への設置・導入を進めている。

都市ガスと水から水素を取り出し、酸素と反応させて発電・発熱 させる家庭用燃料電池は二酸化炭素(CO2)を排出しないため、地 球温暖化対策の一環として実用化への取り組みが進んでいる。経済産 業省によると、国内市場は20年に60万台、2520億円の規模に拡大す る見通し。業界として同年までに累計250万台を普及させ、年間300 万トンのCO2を削減する目標を掲げている。

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