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米消費者保護機関の創設案、議会承認に近づく-FRB内に設置へ

オバマ米大統領が打ち出した金融 取引を行う消費者を保護する機関の創設案が、最終的な議会承認に近 づいた。米金融規制改革法案の一本化作業を進めていた上下両院の交 渉担当者は、同機関を連邦準備制度理事会(FRB)の一部門として 設置することで合意した。

金融機関の不正な融資を取り締まる規則を策定・施行する権限が 付与される消費者保護機関は、2008年の金融危機の教訓を踏まえてオ バマ大統領が示した金融規制改革案の目玉。3週間前から改革法案の 調整作業に取り組んでいた交渉担当者は22日、創設案を承認した。

上院代表として交渉を主導している上院銀行委員会のドッド委 員長(民主、コネティカット州)は交渉担当者の協議終了後に記者団 に対し、「きょうは消費者保護にとって非常に良い日だ」とした上で、 「この法案は多くの人が望んでいたものであり、同機関は消費者問題 を徹底して、完全な形で扱う米国史上初の部署となる」と語った。

共和党や金融サービス業界は、同機関創設に反対するロビー活動 を展開していた。またオバマ大統領の当初の計画や下院案では消費者 保護を担当する部署は独立機関とされていたが、上院案が提示したF RB内に設置する案が採用された。

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