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沢井薬株が上場来高値、後発医薬品のインセンティブ効果を期待

ジェネリック(後発)医薬品を手 がける沢井製薬の株価が前日比3.1%高の8560円まで買われ、上場来 高値を連日で更新した。政府が4月から導入したジェネリック調剤イン センティブ(公的医療保険上の加算)の効果を期待した買いが増えてい る。足元の売上高が順調に伸びているとして、クレディ・スイス証券で は目標株価を8800円から1万円に引き上げた。

政府は4月の診療報酬改定で、ジェネリックの処方に前向きな薬局 を高く評価するインセンティブ制度を導入した。クレディS証の酒井文 義アナリストは22日付リポートで、「2008年に導入されたインセンテ ィブは効果が持続せず終わったが、今回はインセンティブの額が大きい ことから、保険薬局が積極的にジェネリック調剤を進めている」と分析 する。

このため、同社の4-6月期売上高は前年同期で25%に迫る伸び となっているもようだと、酒井氏は指摘。ジェネリック調剤拡大が 2011年3月期中は継続する可能性が高いとし、同証券による今期連結 営業利益予想を105億円から前期比41%増の120億円(会社計画は100 億円)に上方修正した。

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