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米リーマン買収は「人生で最も危険な週」の出来事-バークレイズCEO

市場が下降していた2008年9月に 英銀バークレイズが破たんした米証券リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスの北米事業買収を実施したことは、「わたしの人生で最も危 険な週」の出来事だった-。同行のジョン・バーリー最高経営責任者 (CEO)は22日、マンハッタンの米連邦破産裁判所での審理で、当 時の心境をこう述懐した。

バーリーCEOは「市場は下落していた」と指摘。「資産と負債の 間に緩衝材があることが必要だった」と証言した。

同CEOは、買収によって不当利益を得たとしてリーマンがバー クレイズに最大110億ドル(約1兆円)の支払いを求めている裁判で、 この日2人目の証人だった。買収は判事の承認を受け、リーマンが08 年9月15日に破産申請してから1週間後に完了している。

バークレイズのロバート・ダイアモンド社長はこの日の証言で、 米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)が買収を断念したことから、 バークレイズが買収に不安を感じていたと述べた。

また同社長は、「JPモルガンがベアー・スターンズを買収する際、 政府の支援を受けた」とし、「バークレイズは支援を得られなかった。 だから、われわれが受け取った価値やコミットメントの確保が特に重 要で、それがなければ前に進めなかった」と強調した。

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