コンテンツにスキップする

ツルハHD株反落、業績好調もアナリスト予想下回る-特需反動課題

全国でドラッグストアを展開する ツルハホールディングス株が一時3%安の3095円と3営業日ぶりに 反落。M&A(企業の合併・買収)でグループ規模を拡大、2010年5 月期決算は過去最高益を更新したものの、会社側の今期業績見通しが アナリストらの予想を下回る内容となり、売りが優勢となった。

ツルハHDが22日の取引終了後に発表した2011年5月期の連結 業績見通しによると、本業のもうけを示す営業利益は前期比5.7%増 の130億円を計画。2005年の株式上場以来の増収増益を継続するが、 同社株の担当アナリスト7人による事前予想の平均(132 億円)を若 干下回った。会社側は、期末総店舗数を59店純増の977店と予測、既 存店売上高は同0.8%増、粗利益率は27.5%と前期から0.1ポイント の悪化を見込む。

いちよし経済研究所の林晃弘研究員は、「事前の想定通りで特に驚 きはない。上半期(6-11月)はインフルエンザ関連商品の特需の反 動が出てくる。これをどうこなすかが今期の課題」と見ている。

ツルハHD取締役常務執行役員で、管理本部長の大船正博氏によ ると、前上半期はインフル特需で20億円の増収寄与があった。今期は 平年並みの流行にとどまるとみて、20億円の反動減を予想する。会社 側は、現状は夜9時に終業することの多い同社グループ店舗を夜10 時まで営業、営業時間の延長で増収を図る。また、比較的採算の良い PB(自社企画商品)の拡充を進める意向で、現状13%の同売上高構 成比を15%まで高める考えだ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE