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パピレスは買い気配のまま上場初日終了、電子書籍で初上場

電子書籍の販売などを手がけるパ ピレスが23日、大証ジャスダックに新規上場した。電子書籍販売の専 業では初の上場であることや、将来性への評価から買い注文が殺到。気 配値を切り上げたが初日は売買が成立しなかった。

取引終了時点では、公開価格2700円の2.3倍に当たる6210円買い 気配。売り注文10万7100株に対し、買いは21万200株と約2倍だっ た。上場初日に初値が形成されなかったのは、昨年9月17日上場のキ ャンバス以来のこと。

パピレスは出版社などから電子書籍を収集し、ネットワークを通じ て携帯電話やパソコンなどの情報端末利用者に配信する電子書籍販売事 業のほか、提携店を通じた電子書籍の委託販売事業も行う。2011年3 月期の売上高は前期比4.0%増の39億100万円、営業利益は14%増の 4億1400万円の見込み。公開にあたっては公募8万株、オーバーアロ ットメントを含めた売り出し7万5400株を実施した。

水戸証券投資情報部の岩崎利昭課長は、「米アップルの携帯型多機 能端末『iPad(アイパッド)』の登場で電子書籍市場の拡大が見込 まれることから、その恩恵を受ける銘柄として過大人気になっている」 と述べた。「アイパッド」は米国での発売から80日で300万台を販売 した。カウフマン・ブラザーズのアナリスト、ショー・ウー氏は今年の 販売台数見通しを970万台としている。

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