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英予算案は赤字削減に向けた「力強い意志表明」-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティン グスは、オズボーン英財務相が公表した緊急予算案について、財政問 題に取り組む上での「力強い意志表明」だとの見方を示した。

同相は22日、前年度に対国内総生産(GDP)比で11%に達し た財政赤字を削減するため、付加価値税の引き上げや銀行への課税、 福祉手当の削減などを含む予算案を発表した。フィッチは英国債に最 上級の「AAA」格付けを付与しているが、8日には同国が「並外れ た規模」の財政課題に直面しているとの見解を示していた。

フィッチは22日、電子メールを通じた発表文で、今回の増税・ 歳出削減計画は財政赤字削減に向けた英政府の強い姿勢を示している と指摘。ダーリング前財務相が3月に提示した内容よりも「かなり強 力なものだ」と評価した。

同社のソブリン格付け責任者、デービッド・ライリー氏は発表文 で、「財政赤字削減に向けて野心的な道筋を示したというのが、われわ れの現段階での評価だ。これが実行に移されれば、英国の公的財政と AAA格付けに対する信頼感は著しく強化されるだろう」とした。

同社は一方で、福祉関連支出などの削減を確実に行うのは極めて 困難だとし、10月20日に予定されている歳出見直しが、この日の緊 急予算案の詳細を把握し、信頼性を高める上で重要だとの見解を示し た。

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