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PIMCOクラリダ氏:FOMCは経済見通しの表現変更も

債券ファンド運用大手、米パシフ ィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のグローバ ル戦略アドバイザー、リチャード・クラリダ氏は、米連邦準備制度理 事会(FRB)が今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、 「鈍い」景気を踏まえ、米経済の見通しに関する表現を変更してくる 可能性があるとの見方を示した。

同氏は22日、ブルームバーグテレビジョンの番組「インサイド トラック」でデアドラ・ボルトン氏のインタビューに答え、「前回の 会合以来、景気は鈍化しており、インフレは非常に落ち着いている」 と指摘。FRBは「より低調な経済状況を反映させるため、文言を修 正するだろう」と述べた。

FRB当局者らは、前回のFOMC会合が終了した4月28日に、 政策金利を「長期にわたり」ゼロ近辺にとどめる方針をあらためて示 すとともに、労働市場の改善が始まったとの認識を明らかにした。ブ ルームバーグ・ニュースがエコノミスト96人を対象に実施した調査 では全員が、今月22-23日の会合で政策金利が過去最低のゼロから

0.25%のレンジで据え置かれると予想している。

クラリダ氏は22日、ブルームバーグラジオの番組「ブルームバ ーグ・サーベイランス」のトム・キーン氏とのインタビューで、FR Bは少なくとも2011年の春までは金融政策を変更しないとの見通し を示した。

米コロンビア大学の経済学教授でもあるクラリダ氏は、欧州の問 題が「FRBの助けになった」と指摘。「質への逃避で金利は低下し ており、景気回復にプラスとなっている」と説明した。さらに、「概 してわれわれは一段と不透明な状況にある。現段階での安全な投資先 は国債だ」と述べた。

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