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アルセロール・ミタルCEO:鉄鉱石生産能力、66%増強へ-5年以内

世界最大の鉄鋼メーカー、欧州の アルセロール・ミタルのラクシュミ・ミタル最高経営責任者(CEO) は、向こう5年以内に鉄鉱石の生産能力を約66%増強する計画を明ら かにした。鉄鉱石の価格変動の影響を抑制するためだ。

ミタル氏は22日、ニューヨークでインタビューに応じ、鉄鉱石の 生産能力を1億トンと、現行の6000万トンから増強することを目指し ていると述べた。

ミタル氏は「垂直統合は常にわが社の戦略であり、今はさらに強化 している」と語った。

世界最大の鉄鋼生産国である中国の需要拡大を背景に、鉄鉱石や原 料炭などの原材料価格は今年、上昇している。また、鉄鋼メーカーは、 鉱山大手の豪英系BHPビリトンやブラジルのヴァーレ、英豪系リオ・ ティントからの鉄鉱石購入で、年次契約の固定価格から四半期ベースの 契約価格での鉄鉱石購入へ移行している。

ミタル氏は鉄鋼関連会議での講演で四半期ベースの価格設定につい て、「危険である」可能性があり賛同しないと指摘。「四半期ベースの 値決めは、年内は原材料コストが上昇することを意味する」との見解を 示した。

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