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米深海油田掘削凍結、ニューオーリンズ連邦判事が解除の判断

メキシコ湾で発生した米史上最悪 の原油流出事故を受けてオバマ大統領が命じた深海油田掘削の6カ月 間凍結措置について、ニューオーリンズの連邦地裁判事はこれを解除 する判断を下した。

大統領は5月27日、海洋油田作業の安全性の改善を調査する委 員会に時間的猶予を与えるため、水深500フィート(152メートル) 超の深海での採掘を凍結。ホーンベック・オフショア・サービシズな ど10社を超えるルイジアナ州の油田サービス・供給会社は凍結措置 解除を求め、当局を相手取る訴えを起こしていた。22日の判断を受け、 米政府は上訴する方針を表明している。

マーティン・フェルドマン判事はこの日、凍結措置を暫定的に差 し止める判断を下したほか、同措置の米政府による実施を「直ちに禁 じた」。

政府側の代理人の弁護士らは同判事に対し、掘削凍結措置は4月 に発生した爆発事故でリグ(石油掘削装置)「ディープウオーター・ホ ライズン」が沈水した後にまとめられた米報告書の調査結果に基づい ていると主張した。

フェルドマン判事は書面で「裁判所は、この調査結果と極めて広 範囲に及ぶ凍結措置との関係性を推測することができない」と指摘し た。

ホワイトハウスのギブズ報道官はこの日、「何が起きたのかを解明 できずに深海で掘削を続けるのは全くナンセンスだ」と語った。

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