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欧州株:10日ぶりに下落、高値警戒感で売り-BNPパリバが安い

欧州株式相場は10日ぶりに下 落。企業業績や経済成長の見通しを考慮すると、ストックス欧州600 指数の前日までの9営業日続伸は行き過ぎだったとの見方から売りが 出た。

フランスの銀行最大手BNPパリバは1.6%安。格付け会社の フィッチ・レーティングスが同行の信用格付けを引き下げたことが手 掛かりとなった。オランダの保険会社エイゴンは2.8%安。同社は収 益を上げるため、再保険事業の売却を検討する可能性があると明らか にした。ケムリング・グルームは6%安。同社の決算が減益となった ことが背景。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%安の256.92で終了。 前日は5月25日につけた年初来安値から11%値を戻した。だが、 欧州諸国による財政赤字削減への取り組みが経済成長を妨げるとの懸 念から、4月15日につけた高値を5.6%下回っている。

ダイワSBインベストメンツのファンドマネジャー、シリン・ ギル氏(ロンドン在勤)は、「経済成長へのリスクや一部のセクター での極めて楽観的な業績見通しに対し、市場は今も神経質になってい る」と指摘した。

22日の西欧市場では、18カ国中アイスランドを除く17カ国で 主要株価指数が下落した。

フィッチは21日、BNPパリバの長期発行体デフォルト格付け (IDR)を「AA」から「AA-」に1段階引き下げた。同行の資 産の質の「悪化」を理由に挙げた。

時価総額でフランス2位の銀行ソシエテ・ジェネラルは4%安。 クレディ・アグリコルは4.7%下げた。

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