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英国債:続伸、緊急予算案で財政再建に期待-発行額減額も追い風

英国債相場は続伸。キャメロン 政権が緊急予算案で第1期終了までの財政均衡化に取り組むことを表 明したことを受け、新発債の発行額が減少し、英国が最上級格付け 「AAA」を失う公算が小さくなったとの観測が広がった。

10年債利回りは一時、8カ月ぶり低水準を付けた。オズボーン 財務相は、銀行課税を導入するほか、付加価値税(VAT)を引き上 げることを明らかにした。英公債管理局(DMO)はこの日、今会計 年度の国債発行額を1650億ポンド(約22兆2000億円)と、従来の 1852億ポンドから減額すると発表。アナリスト予想とも一致した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニッ ク・スタメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は、「厳しい予算案で あり、財政立て直しへの決意を明確に示すものだ」と指摘し、「その ため、国債投資家からは正しい方向への一歩として歓迎されるだろう。 積極的な財政再建の取り組みで、国債格下げの可能性はないだろうと 付け加えた。

ロンドン時間午後5時10分現在、10年債利回りは前日比7ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.45%。一時は

3.41%まで下げ、昨年10月14日以来の低水準となった。同国債 (表面利率4.75%、2020年3月償還)価格は0.58ポイント上げ

100.61。2年債利回りは9bp低下し0.77%。

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